たくろふのつぶやき

オリンピック生中継で夜明けと洒落込む

2007年08月

まさしくパワー

今回、仙台で、彼女がぜひ食べてみたいと所望したお店があります。


「ホントーに行くの?」

「当たり前ではないでつか」

「おいしいお寿司のお店なら他にもありますよ」

「あそこでなければならないのでつ」

「今ならまだ引き返せますよ」

「女に二言は無いっ」


えー、今を去る事3年前。
むかしからのたくつぶ読者の方でしたら、僕が3年前に仙台に行った時のことを覚えているかもしれません。



あの寿司屋を。



仙台駅東口、徒歩7分ほど、『力寿司総本店』。
ランチタイムはおひとり1100円で、お寿司が食べ放題です。
最初に握りが一通りでてきまして、その握りをすべて食べ終えるとフリーオーダーになります。


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これだけでもかなりおなかいっぱいになりますが。



「すいませーん、注文を」

「はいよっ 何握りましょ」

「ねぎとろ巻きを。」

ノーマル? スペシャル?



スペシャルで。」



「・・・お姉さん、ここは初めてかい?」

「あい。」

「・・・スペシャルがどんくらいあるか知ってるかい?」

「    あい。」

「それでもいくかい?」

「        あい。」



「あいよっ スペシャル一丁っ!」





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むしろ3年前よりもパワーアップした感のあるスペシャルねぎとろ巻き。




彼女はしばしキャーキャー騒いだあと、おはしでゆっくりいただきました。
まぁ、半分以上、僕が手伝ったんですが。
本懐を遂げられたようで、満足したみたいです。
しかしながら彼女は当分、ねぎとろを食べることは無いと思います。


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食べ放題は盛況。待ちの人がたくさん。




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「力寿司総本店」
仙台市宮城野区東八番町92
022-295-8461
ランチ:平日11時ー2時、日祭11時ー3時
にぎり寿司食べ放題:30分、1100円
(食べ放題はかなり並ぶので、早めの来店が吉と思われます)

お店の大将に「たくつぶを見て来ました」と言うと、もれなく「なんだそれ?」と言われると思います。



量、質ともに大満足のお店であります。

山寺。




山寺に行ってきました。


仙台駅から仙山線で約1時間。仙台と山形を結ぶ山間鉄道で、渓谷や山の深緑を楽しむことができます。
途中、宮城と山形の県境にある面白山トンネルは、起工のときに多くの作業員が亡くなったそうで、今でもオバケがよく出る心霊スポットだそうです。
ちなみに僕はいままで一度も遭遇したことがありません。今回も出ませんでした。
オバケを取っ捕まえて売り飛ばそうとしてるのが悟られてるんだと思います。

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東北の駅100選にも選ばれている、趣のある駅舎



暑かったです。この日の山形地方は37℃。こんな日に登山です。
コンビニで凍らせたペットボトルのお茶を購入し、水分を補充して臨みます。

山寺の通称で知られる立石寺は、天台宗の寺院。860年頃、円仁(慈覺大師)が修行の場として開いたとされている。修行の場としては申し分ないと思う。ちなみに山寺駅前や参道の茶店で「円仁さん」と言ったら、茶菓子の小さなおもちを指す。

いま比叡山延暦寺で燃えている灯火は、山寺の灯火を分けたものだという。 天台宗の開祖である伝教大師(最澄)が中国から持ち帰った灯火は、比叡山延暦寺で燃えていた。この頃、立石寺はこの延暦寺の灯火を受け継いでる。 ところが1571年、信長が比叡山を焼き討ちしたときに延暦寺の灯火が消えてしまい、困った比叡山は、もともと同じ火であった灯火を、山寺まで移し取りに来たらしい。

1689年には松尾芭蕉がこの地を訪れている。この地で詠んだ「閑さや巖にしみ入る蝉の声」は、芭蕉の代表作のひとつとして有名。立石寺の参道には、この句碑と、芭蕉と曽良の像がある。

いまは仙山線で簡単に行けるが、芭蕉の当時は仙台方面から西にアクセスする方法はなかったらしい。芭蕉は仙台から北上し、一関、平泉、鳴子から、日本海岸の酒田に抜ける行程の途中、一回南下して山寺に立ち寄っている。『奥の細道』の経過地は、ふつう通り抜けで通過しているが、山寺だけはわざわざ行き止まりに立ち寄って、来た道を引き返してる。原典には、尾花沢にて「山寺という場所をぜひ訪れろと人に勧められた」と書いてある。

岩に巌を重て山とし、松栢(しょうはく)年旧(としふり)土石老て苔滑(なめらか)に、岩上の院々扉を閉て物の音きこえず。 岸をめぐり岩を這て仏閣を拝し、佳景(かけい)寂寞(じゃくまく)として心すみ行のみおぼゆ。


確かに、そんな感じだった。つくづく筆の立つとっつぁんだ。
声に出して読むと、言葉一句一句の力を感じる。
芭蕉といえば俳句が有名だが、紀行文の文章だけでも相当な名文を書く人だと思う。


芭蕉の名句「閑さや岩にしみ入蝉の声」について「そのセミは何ゼミか」という論争が、斎藤茂吉と小宮豊隆の間で戦わされたらしい。アブラゼミ派の茂吉と、ニイニイゼミ派の小宮が一歩も譲らない論争であったそうな。特に茂吉は山形県出身ということもあり、意地になってアブラゼミ派の論陣を張った。

実際に山寺におけるセミの活動時期を調べてみたところ、芭蕉が山寺を訪れた7月13日頃に鳴いているのはニイニイゼミで、アブラゼミはまだ活動を始めていなかった。その結果、茂吉の敗北で論争は終結。

ちなみに僕が行った時はアブラゼミのみなさんが全盛でした。ちょっと芭蕉が聞いたセミの声とは違ったみたい。
道理でセミの声が岩に染み入らないと思った。


山形といえば、おそばと芋煮でしょう。

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おそば(゚Д゚ )ウマー


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芋煮(゚Д゚ )ウマー




おまけ・立石寺からの山寺の町の景色(壁紙サイズ)




最高気温だったそうです。よりによって。

松島。

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松島に行ってきました。


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牡蠣(゚Д゚ )ウマー



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海鮮丼(゚Д゚ )ウマー



天橋立、安芸の宮島と並ぶ、日本三景のひとつ。
誰がそんなことを決めたのか調べてみたら、江戸期の林春斎という儒学者のおっちゃんらしい。3代将軍家光に五経を講義するほどの実力者だったとか。著書『日本国事跡考』に、「丹後天橋立、陸奥松島、安芸厳島、三処を奇観と為す」とある。本当に行ったことがあるのだろうか。

せっかく松島に行くんですから、古の人はどのような風情を感じていたのか、新幹線の中で岩波文庫の『奥の細道』を拾い読みしてみました。

松島といえば芭蕉。『奥の細道』序文で、東北への旅に出るモチベーションとして「松島の月まづ心にかゝりて」と挙げている。昔の人にとって松島の景観は心惹かれるものだったのだろうか。

そのわりには、芭蕉は松島で俳句を空振りしている。『奥の細道』の松島の段では、同行した弟子の曽良の句「松島や鶴に身をかれほとゝぎす」しか載ってない。しかも、あまり出来のいい句とも思えない。芭蕉は松島で感激のあまり句を詠めなかったらしい。よく知られている「松島やあゝ松島や松島や」というのは、田原坊という後世の狂歌師によるでっちあげとされている。

句を残してはいないが、芭蕉が松島を描く筆致は、その感動をよく表していると思う。

島々の数を尽して、欹(そばだつ)ものは天を指、ふすものは波に匍匐(はらばふ)。あるは二重にかさなり、三重に畳みて、左にわかれ右につらなる。負(おへ)るあり抱(いだけ)るあり、児孫愛すがごとし。松の緑こまやかに、枝葉汐風に吹たはめて、屈曲をのづからためたるがごとし。


現在の松島は観光地化が進んで、遊覧船に乗ると島々を眺めることができる。それぞれの島がどのような作りで、どのような位置にあるのか、詳細に見物することができる。

芭蕉の頃は遊覧船もなかっただろうから、浜辺から連なる島々をぼんやりと眺めるだけだっただろう。島の向こうはどうなっているのか、イマジネーションを膨らませながらのんびりと景観を味わっていたのだと思う。現在のほうが便利は便利だが、松島の姿を心に染み込ませるには、遊覧船も売店もない芭蕉の頃のほうが良かっただろう。


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そういう古の心とは関係なく、松島は地質学的にとても面白い。
松島は、もともと丘陵の東端が海に達し、沈水して出来た沈降地形だそうだ。つまり、松島の島々は、かつての山頂だったことになる。この地形が成立するには、海岸線と山地が近距離に位置する必要があり、世界的にも珍しい。日本では他に、瀬戸内海の島々がこの沈降によって成り立っている。沈降の跡を物語るように、大きく傾斜している地層が遊覧船から見える。

島々は主に凝灰岩、砂岩、礫岩などで出来ており、これらは非常に柔らかい。だから簡単に波で削られる。島々には奇々怪々な形をしているものが多いが、これらの形は島の上部よりも、海岸線に接している足下のほうが抉られることに拠るらしい。だから下が細く、上が大きいキノコ型の岩が多く見られる。 岩が削れるって言ったって、50年100年でできる地形ではないはずだ。地形を見てその成立のしくみを想像するだけで面白い。

夏休みなので、遊覧船には子供がいっぱい載ってました。彼らは夏休みの自由研究に松島を調べたりするのかなぁ。そのときは芭蕉を軸にした人文学的なアプローチをするのかな。それとも地形の成り立ちから地質学的なアプローチをするのかな。




おまけ。松島湾のカモメさん(壁紙サイズ)




彼女はカモメに遊ばれてました。

仙台。

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仙台に行ってきました。


仕事でも公用でもなく、純然たる観光です。
東北だから涼しいだろう、というのはとんでもない話で、連日35℃オーバーの猛暑日でした。
後で知ったところによると、この夏の仙台の最高気温を記録している間に滞在していたらしいです。
僕の行く所はもれなく暑苦しくなるような気がします。

僕は仙台に4年半住んでいたことがありますが、「仙台ってこんな暑かったっけ?」というくらいの暑さでした。
考えてみれば、僕はお盆の時期には実家に帰省していたので、8月半ばの仙台というのは経験がないんですね。
実は七夕祭りにも行ったことないし。

久しぶりの所を訪れたり、おいしいものをいただいたり、楽しんでまいりました。
仙台は食べ物がおいしい所ですね。



どこいっても人が多かったです。

暑い日々が続いておりますが

本 ハンバーガーチェーンのシェイクをいろいろ飲み比べてみた結果、どうもロッテリアがいちばんおいしい気がする。
ふるポテもおいしいし。 リブサンド無敵だし。


本 電車の中で単語帳で勉強してる高校生を見ると、なぜか嬉しくなる。


本 R25に「女性のおしゃべり」について載ってた。
曰く、女性のおしゃべりを短く住ませる技術は、
1. リアクションは大きく。(「ちゃんと聞いてますよ」という意思表示のため)
2. かならず「同意」すること。(正論よりも、同意や肯定の相槌のほうが重要)
3. ところどころで褒めること。(相手の個性を褒めてあげると、より早く癒される)
4. 「で、要点は?」は大禁句。(褒めた方が話は早く終わる)
これはいいことを聞いた。


本 ヒマだから数えてみたら、週刊誌の電車の中吊り広告で事実をそのまま記述している(らしき)見出しは、わずか5%。
あとは単なる憶測や、「?か!」止め。


本 USBのメモリースティックが物故割れたので、秋葉原のヨドバシに買いにいった。
僕がいままで使ってたやつは6年前に買った256MB。当時のMAX。
今のUSBメモリって安いんだなぁ。値段は当時の5分の1ほどになってた。
せっかくだから1GBのものを購入。

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どれを選べと。



本 ピカチュウのサンバイザーは、どこに行けばもらえるんでしょうか。


本 異様に短いスカートをはいていらっしゃる女子高生。
駅の階段などでは後ろ手でスカートを抑えてチラ見を防いている子が多いようです。
しかし死角あり。
マクドナルドやロッテリアなどのファストフード店で、トレイを両手で持ちながら2階席に登る時に、後ろが無防備になることが多いです。
しかも都内のファストフードの階段がどれも急勾配ときたもんだ。
僕は見てませんが、あの角度と短さでは、もれなく丸見えになることが予想されるので、女子高生のみなさん気をつけてください。


本 本屋で芥川龍之介の全集(第三書館刊)を見かけたので、即金で買った。
書評、随筆、書簡などは含まず、小説だけの全集。全作品が収録されてる。
活字が大きくて読みやすい。ルビも丁寧。これで1900円は安い。
芥川は文句なく頭のいい人だったと思う。数学ができないというだけの理由で「ほら俺って文系だから」などと云う人は、いっぺん芥川作品を通読してみるといい。真の文系とは、豊富な知識と歴史的素養を縦横無尽に駆使し、思考の武器として昇華させている人のことを言う。芥川を読むと、恥ずかしくて「自分は文系」などと名乗れまい。


本 電車の中で「チョー暑くね!? ありえなくね!? なんでこんな暑ぃの!?」とがなり立ててたキャミソールの茶髪ギャル。
暑いなら外に出るな。
お前がいなけりゃもうちょっと涼しくなる。


本 80?90年代に「週刊少年ジャンプ」で連載された「魁!!男塾」が実写映画化されるそうな。
中学・高校時代によく読んだ。僕も密かに?家流纒?針点を練習したり、古本屋で民明書房刊の本を探したりした。分からん人は分からんでよろしい。
実写化にあたって興味あるのは、桃を誰が演るか、伊達を誰が演るか、などでは全くなく、塾長・江田島平八を誰が演るか。

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常人に演じられるとは思えない。


調べてみたら、江田島塾長を演るのは、麿赤兒なる人物らしい。写真を見る限り、迫力負けしてなさそうだ。
なにせ、主催してる舞踏団の名前が「大駱駝艦天賦典」だし。


本 最近のデイリーポータルZから、特筆すべき自由研究をいくつか。
本だけでスポーツがうまくなるか
廃村に泊る
大声を遠投する
いろいろな豆で豆大福
指紋認証システムとの戦い
この人達にはまだ勝てそうにない。


本 日本のスターバックスコーヒ?の注文の仕方が分からん。


本 最相葉月の新刊、「星新一 1001話をつくった人」を読む。
最相葉月の著作は、ノンフィクションというよりはルポルタージュに近い。扱うテーマと興味の対象が、ことごとく僕の興味と一致しているため、注目している作家のひとり。
1997年、デビュー作の『絶対音感』で小学館ノンフィクション大賞を受賞。今回の星新一の伝記も、すでに講談社ノンフィクション賞を受賞している。
緻密な事実とデータに基づいて、その姿を克明に描く作風。相当に綿密な取材活動と、半端ない勉強をしているのだと思う。とうてい本人の専門分野とも思えない分野でも、未知の分野であっても、興味の対象となったら一歩も引かない。そういう「『知』に対する貪欲な姿勢」が凄まじい。読むと、頭脳に気合が入る作家。


本 ストローの先を曲げられる工夫、あれは別に要らないと思う。


本 平和について侃々諤々の議論をして、日の丸君が代について煩いことを言うのなら、甲子園の開会式の入場行進をなんとかしたほうがいいのでは。
誰も「軍国主義の遺産」と騒がないのは何故だろう。
軍隊の行進以外の何物でもない。軍服着せて銃剣持たせたらピッタリだ。
北朝鮮のマスゲームを気味悪がる資格は無い。
スポーツの大会で、よりによって最も暑い時間の炎天下で、あんな形式の式をする必要があるのか。
しかも主催は朝日新聞。いろいろ矛盾してる。


本 横浜中華街に行く。
彼女のひいきの豚まん屋さんで、豚まんとチャーシューまんをいただく。
とても熱いので、冷たいお茶は必須。

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中華街を満喫するたくろふ。




明日からちょっと更新止まります。お盆休み。
ペンギン命

takutsubu

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バックナンバー長いよ。
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