「ねぇトドちゃん」

・・・誰がトドでつか。

「あなた。」

どこがトドでつか。

「おなかとか、首とか、ほっぺとか。」

こら。 

「手じゃなくてヒレなの。」

こら。

「んー、でも上には上がいるからねー」

上?

「うん。あなたなんか全然敵わないような、関取みたいなトドの方々が巷には多くいらっしゃるもの。」

ぬ?どうせトドなら、ワタクシめがキング・オブ・トドになりまつ。

「いやいや。全然。だってあなたよりももっとマルっとしてる人がいるんだよー」

いやいやそういうキングではなくて

「は?」

単にこう、王冠をかぶって、玉座に座って、王杓を持ってるようなキングトドでつ。

「王様?王様のトドなの?」

いかにも。

「描いてー。」

は?

「キングトド描いてー。」

いや、単にイメージとしてのキングトドでありまして

「描いてー。キングトド描いてー。」


KingTodo

仕方ないなぁ。 



似てるそうです。