tennnai




東京・中目黒駅近くのTraveler's Factoryに行ってきました。



前から行きたいと思ってた文房具屋さんです。
揃えてある品物にテーマが一環しており、すべて旅行的なデザインで統一されています。
特に、旅に持ち歩くトラベラーズ・ノートが有名です。「旅に出たくなる文房具」がコンセプトです。


てちょう


うん、旅に出たくなる。 



嫁さんと一緒に東横線に乗って行ってきました。
嫁も旅行グッズが大好きですので、旅行用のノートを調達しておりました。あれこれとお気に入りのグッズを買いそろえてゴキゲンです。


えー、僕はといいますと、持ってるんですよね、手帳。
僕は文房具にはかなりこだわりがありますので、大体、どの文房具にしてもその道の最高のものを使います。少なくとも、僕が自分で「これが最高だ」と認めたものを使います。
人間、本当に必要なものを手に入れると、欲しいものなんて無くなるもんです。

そんなわけで、システム手帳も今まで僕が一番良いと思ったメーカーのものをずっと使っていました。
最初に使い始めたのは大学生の頃でしたかね。必死こいてバイトして、お金ためて買った記憶があります。
大学時代、大学院時代、アメリカに行ってからも、ずっとこのシステム手帳を使っていました。

でも、今、使わないんですよね、システム手帳。
仕事に就いてからは情報量が増えますので、学生時代に使っていた手帳ではどうしても手狭になります。今では僕はMac使いですので、iCalに打ち込んだカレンダーをiPhoneとiPadに同期してスケジュールを管理しています。
まぁ、iPadだと会議資料とか論文とかをPDFに入れられますし、授業のスライドやハンドアウトも入れておけるので、便利ですよね。
そんなわけで、最近はシステム手帳が出番のないまま引出しにしまってありました。

でも、ずーっと使ってた愛着のある道具ですので、使いたいんですよね。
ここ数年は、毎年春になって大学の新学期が始まると、システム手帳とiPadを併用しようとしては、そのうち手帳を使わなくなる、ということをくり返していました。

僕はコンピューターの便利さは十分に認めますが、手書きが不要になる時代がくるとは思いません。手書きは手書きで、必要なときがあるんです。
その点システム手帳というのは、持ち運びできる手書きの媒体として、ちょうどいいサイズなんですよね。手帳に情報を書き込むと、なんか嬉しくなります。
システム手帳しか担えない、なにかいい使い方はないかなぁ、とかねてから気になっていました。

今回、Traveler's Factoryのお店に行ってみたのは、「これからはシステム手帳を仕事に使うんじゃなくて、自分の趣味とオフのために割り切って使えないかなぁ」と思ったからです。
どうしても「システム手帳」=「仕事」、っていうイメージがあったと思うんです。LOFTや東急ハンズなんかでも、システム手帳をやたらと「できるビジネスマン」的なアプローチで売ってますよね。
でも、まず僕はビジネスマンじゃないし、別に手帳を仕事で使わなければいけない理由はないわけです。いままで僕の勉強と仕事をずっとサポートしてくれていた手帳ですから、これからは休みの日の余暇のためにのびのびと使ってもいいでしょう。
仕事し続けて定年退職し、趣味に生きるようになるのって、こんな感じなんですかね。

そんなわけでTraveler's Factoryのお店でアイテムを買い揃え、システム手帳の大幅な模様替えをしました。これからは、システム手帳をトラベラーズ・ノートみたいな使い方にしようかなと思ってます。
嫁さんと一緒にお出かけしたり旅行したときに、旅先で見たこと感じたことを、いたずら書きするノートに使うのであります。書き込んだり貼付けたり絵を描いたり、いろいろな使い方をすることにしまいた。
旅行以外にも、僕が趣味で読んでる本のデータをまとめたり、ペンギンの生息地データをまとめたり、たくつぶのネタメモにしたり、いろいろと遊びで使おうかなと思ってます。

よく旅行先や外出先でもスマホや携帯をずーっと見ている人がいますが、僕はどうもそういうのが馴染みません。いつも仕事でそういう機器を使っているので、休みの日のような気がしないんです。
これからは、休みの日にはトラベラーズ・ノートに生まれ変わったシステム手帳を持ち歩き、仕事とオフの切り替えにするアイテムにしようかなと思っています。



おみせそと


Traveler's Factory (オンラインショップ)
〒153-0051 東京都目黒区上目黒3-13-10
東急東横線・中目黒駅 徒歩3分
12:00ー20:00、火曜日定休



休みの日に嫁と外出するときは時計を持ちません。