男の何が幸せって、料理の上手な嫁を持つことですな。


嫁が料理が好きでして。いろんなものにチャレンジしてはゆうごはんに出してくれるのですよ。
嫁も働いているので、時間も体力も限りがあるだろうに、ごはんは一切手抜き無しですよ。
僕より30分も早起きして、あさごはんもお弁当も完璧ですよ。
こんな嫁ならばそりゃあ大事にしようと思う次第でありますよ。

共働きだと「時間と体力を金で買う」的な発想で、外食が多くなるそうですね。
しかし結婚してから、あまり外食したいと思わなくなりました。
家に帰って嫁の手作り夕食をいただくほうが幸せであります。

で、今日も今日とて、ゆうごはんに新作のスパゲティをワインでいただくというリッチ感のある夕食をいただいていたわけです。
嫁が初モノを出したときには「おいしいかな、どうかな」と、ちょいと不安そうに僕のほうをチラチラ見ながら食べるのが、なんとも萌えますな。


ふぃー。おいしかった。

「んー、わりとおいしかった、かな?」チラ

うむー。このスパはレギュラーに入れてくれたまい。

「うんー♪そうするー♪」ニッコリ

おいしいゆうごはんでしたな。

「うむー。うもうございましたな




・・・今、何と?



「うもうございました」って日本語はヘンじゃないか?

「えー、普通にゆうよー」

聞いたことないぞ。

「『うまい』と『ございました』でしょ」

言わんわい。

「そうかなぁ」

第一、ウ音便は旧仮名遣いの近代以前の語に適用された規則で、生産性は無いでしょ。


説明しよう!
「ウ音便」とは、発音しやすいように語形が変化する「音便」という現象のひとつである!
「美しく」が「美しう」、「香ぐはし」が「こうばし」、「なかびと」が「仲人」、「白人(しらひと)」が「素人」になったのが、このウ音便なのだ!



「えー、でも今までもそう言ってたよ」

聞いたことないなぁ

「でもさ、音便ってのは発音がしやすくなるようにするものでしょ」

うん、まぁね

「じゃあ、規則云々じゃなくて、言いやすければそれでいいんじゃない?」





いや、そこじゃなくて。

「うまい」という、めっさ口語表現に「ございます」という丁寧語をつけるミスマッチが問題なんだってば。



「おいしゅうございました」だろうが