なんでセックスすることを「エッチする」というのか
宝島社の「アイドル探偵団'97」での記述は以下の通り。
もともとは「変態」のローマ字表記の頭文字であり、非難する際に「変態!」という代わりに用いられた言葉。昭和三十年代にそのような意味で用いられるようになった。
宝島社の「アイドル探偵団'97」での記述は以下の通り。
「(クラリオンガール)第九代('83年)の香川えみについては興味深いエピソードがある(略)。当時明石家さんまが司会をする『サタデーナイトショー(東京12チャンネル)』という番組があった。この番組に出演した香川が、さんまとのトークの中でこのいいまわしを使ったのである。さんまも筆者同様、はじめてこのいいまわしに接したようだったが、すっかり気に入ってしまったらしく、その後しきりに、いろいろな番組で「エッチする」を連発していた。さんまが使ったことでこのいいまわしが世間に通用するようになった」
私の青春時代と同時期の話題ですね。
今の若者は知らないかもしれないですが、
男女交際の進捗状況をA→B→Cと表現した時代が有りました。
「もうAしたの?」などと言ったものです。
しかし、これは東京発信だったせいか、符号的すぎたのか、あまり流行らなかったです。
ま、キスと言うのは抵抗が無かったのも有るでしょうか。
そんな頃に出現したのが「Hする」と言う表現です。
恐らく、上記の「Aする」と言う表現と「エッチな事をする」が合体したのではないかと思います。
誰が発明した訳でも無く、自然発生的に各地に出現したのではないでしょうか。
当時、明石屋さんまはラジオパーソナリティーとしても絶大な人気が有りました。
特に関西の深夜ラジオでは、かなりきわどい話題を話していました。
「放送でセックスすると言うのは直接的すぎるから、何か良い言い方はないですかねぇ」「例えばリスナーだけが分かる暗号でも」などと話していたのを覚えています。
投稿がエスカレートして、関西三文字(お○こ)がやたらと書かれていたからですけどね。
仕方なく「ピャミャコ」などと読んでましたっけ(笑)。
その後は、書かれている通りです。
困っていた明石屋さんまが飛びついたのは言うまでもありません。
香川えみ、懐かしいです。
アイドルなどを好きと言う野郎をバカにしていた私でしたが、そんな私が初めて“テレビに出ている人”を好きになった人です。
キュートで頭の回転が良い人で(ボケやツッコミが上手い)、さんまと堂々と渡り合っていました。
私の中では“最高のバラドル”です。