iPod-miniの機動性はヒジョーによろしいですね。
わたしゃ英語の勉強をしなけりゃならんのでどこでもすぐにカンタンに聞けるiPod-miniはヒジョーに重宝します。
iPodを使った英語学習の仕方についてはコチラなどどうぞ。


で、たくろふはクルマに乗る時もiPod-miniをカーステレオにつないで聞いてるわけです。
持ち運びの機動性もさることながら、MDやカセットテープをクルマに積んでおかなくてもいいのでヒジョーにクルマがすっきりします。いいねぇ。

で、クルマで聞く音楽はだいたい元気のいい跳ねるよーな曲が多いんですね。
で、最近聞いてるのは大塚愛の「さくらんぼ」だったりするわけですよ。
ええそれが何か。

まぁその筋の方々にいわせると、この「さくらんぼ」という曲、こんなふーに聞こえるらしいんですが、僕にゃわからん。
かなりマニアックな耳をしている方限定の現象と思われ。まぁ確かにクリックして聞いてみるとそう聞こえんでもない。

そんなことよりも聞くたびに気になるのはですね。


♪ 泣き泣きの1日や 自転車の旅や 書きあらわせれない
だって 多いんだもん!!



書きあらわせれない」?


僕は「ら抜き言葉」についてはかなり許容範囲がユルいが、これは変だぞ!?

どうして変に感じるんだろう。

んーと、「書き表す」。
複合動詞だけど、一応、

かきあらわさない
かきあらわします
かきあらわす
かきあらわすとき
かきあらわせば
かきあらわせ
かきあらわそう

と活用する、サ行5段活用。

一般的に、五段活用の動詞(「書く」など)は可能動詞(「書ける」)を作ることができる。
一方、学校文法では上一段活用動詞(「見る」など)と下一段活用動詞(「食べる」など)は、「ら抜き言葉」にしてはいけないとされている(×「見れる」○「見られる」、×「食べれる」○「食べられる」)。

ということは、「さくらんぼ」の歌詞「♪書きあらわせれない」は、そもそも「書き表す」という五段活用動詞が、「書き表せる」という可能動詞に変化したものなのだろう。「書き表せる」という可能動詞にした段階で、すでに「・・・できる」という可能の意味が入ってしまっている。すると当然、それにさらに上乗せして可能の助動詞「られる」をくっつける必要はなくなってしまう。

まとめると、

「書き表す」(5段活用動詞)
 ↓(可能動詞化)
「書き表せる」
 ↓(未然形に可能の助動詞「られる」をドッキング)
「書き表せられる」←ダウト!!
 ↓(「ら」抜き)
「書き表せれる」
 ↓(否定の助動詞「ない」をドッキング)
「♪書き表せれない」

となる。2つめの変形操作「可能動詞に可能の助動詞をくっつける」という操作がムダなので、この時点ですでにダメなのだろう。「書き表せれる」という「ら抜き動詞」がおかしいのではなく、「ら」を抜く前の「書き表せられる」の段階で、すでに可能の意味がかぶっているのでおかしいのだろう。同じ意味を言うのなら「書きあらわせない」で十分のはずだ。


ま、この歌はかなりゴキゲンでイイ感じの曲なので、「書き表せれない」でも何でもいいんですけどね。しかも声がかわいいから余計許す。