ここに、ふたつの湯のみとひとつのお猪口(おちょこ)があります。
みっつとも、何でもいいんだけど、そーねー、麦茶でもいれておきますか。


ここで賭けをしましょう。


僕がふたつの湯のみ両方に入った麦茶を飲むのと、あなたがおちょこ一杯分の麦茶を飲むの、どっちが早いか競争しましょう。負けた方が1000円払うということでどうでしょう。

さすがに湯のみふたつ分じゃ僕が不利ですから、こうしましょう。まず僕が湯のみ一杯分を飲みます。飲み終わってから、僕の2杯めの湯のみとあなたのおちょこ一杯を競争することにしましょう。

インチキなんてしませんよ。僕の一杯目が飲み終わってからあなたのおちょこを手でフタしちゃったり、遠くに投げちゃったりなんてしませんって。じゃあルールとして「相手の器には絶対手を触れたり動かしたりしてはいけない」ということにしましょう。


さぁ 1000円。乗りますか?


そうすか乗りますか。
じゃ、僕がまず湯のみ一杯分の麦茶をいただきますねゴクゴクゴク。



あー麦茶おいしい。

えーとこのカラの湯のみを




あなたのおちょこの上にかぶせて、と。





あダメ。「相手の器に触っても動かしてもいけない」っていうルールでしたよね。




まいどありー お金