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スーパーカブで通学する種子島の高校生 卒業式にHondaが新聞の『全面広告』で祝福

一部の生徒たちが「スーパーカブ」で通学するという文化がある鹿児島県の種子島高校。そんな「高校生カブライダー」たちの卒業式に、Hondaが新聞の全面広告を使って祝福のメッセージを送りました。

種子島高校では家の遠い生徒に原付での通学が許可されており、多くの生徒がスーパーカブを愛用しています。特にカブが指定されている車種というわけではありませんが、親が子どもにも自分が乗っていたカブをすすめたり、卒業後に弟・妹や後輩に愛車が受け継がれるなどして、長い年月の中で自然と「カブ文化」が根付いたんだそうです。

2018年はスーパーカブの誕生60周年という記念すべき年。種子島高校の生徒たちにもHondaから感謝を込めて卒業式の日にメッセージを送ることにしたそうです。

新聞に掲載された広告はカブで通学する3年間のさまざまな思い出を振り返りながら、「少しだけ孤独だけど、自由で、風のようなその時間が、種子島高校生活の素晴らしい思い出になりますように」「卒業おめでとう」と祝福するもの。卒業式の当日、実際に生徒たちに新聞が届けられる様子を収めた動画も公開されており、思わぬ形での祝福に驚く生徒たちの様子を見ることができます。

ちなみに離島である種子島に朝刊が届くのは本来15時ごろ。この日はわざわざ新聞を空輸して卒業式に間に合わせたんだそうです。先生が新聞を配ると生徒たちからは「すげー」「うれしい」と歓声が。広告の「いつも口に虫が入ってくる」というくだりなどは種子島高校生にとっての「カブあるある」のようで、ワイワイと盛り上がっていました。

カブに乗っている写真が広告に使われた3年生の藤本彩音さんは「大きく載っていたのでびっくり。ちょっと恥ずかしかったけれどいい卒業の思い出になりました」と笑顔で話してくれました。

Hondaで人生を楽しむ世界中の人たちを紹介するコンテンツ「Me and Honda」の一環として、2018年はこのほかにもさまざまなカブライダー応援企画を実施中。160カ国以上で販売され、生産1億台を達成した「スーパーカブ」シリーズにまつわる企画を年間を通して行っていきます。





特に意識したことのない日常が一番大事な思い出になる