たくろふのつぶやき

夏休みはそれを楽しみにしている間こそ至高。

2010年10月

学会のシーズンになって参りました

「波浪警報」というのはやたらに陽気な外国人が話しかけてくるかもしれない警報だと思ってたのは俺だけじゃないはずだ。


閑話休題。西日本から関東近県に関しては台風で大変な一日でしたね。
東京近郊ではかなりの電車が止まったり、間引き運転をしていたとか。
雨よりも風のほうが怖いですよね。

そんな台風の中、同じ大学の他学部に会議で出向してきました。
今度開かれる大きな学会の開催校になっているので、その開催校委員会です。

なんていうんですかね、僕も学会を運営する側の立場になった、っていうことですかね。
僕なんてまだ駆け出しの若造ですので、今回はまぁお手伝いのようなもんなんですが、それでも学会のプログラムにスタッフ側で名前が載っていると、なんか変な気分がします。

大学院生のとき、はじめて全国学会で発表したときのことは今もはっきり覚えています。
緊張したなぁ。
だって、いつも自分が勉強している論文や本の著者の人たちが、自分の発表を聞くんですよ。
自分の発表で批判の対象にしている論文の、当の著者の人がいるんですよ。
ボッコボコにされたらどうしよう、とか、質問されて立ち往生したらどうしよう、とか、発表の前にはホントに逃げ出したくなりましたね。

今回の学会では、僕は会場係で、発表者と司会者の人員整理みたいな仕事をします。
その中には、はじめて学会に通った大学院生の方がたくさんいると思うんです。つい数年前の僕が、たくさんいらっしゃると思います。
事務的に人を捌くだけだったら簡単ですが、そうじゃないと思うんですよね。緊張している大学院生の方に力を抜いてもらって、伸び伸びと自分の日頃の研究の成果を発揮できるような、そんな会場の雰囲気づくりをするのが僕の仕事だと思うんです。
それが、すべて終わってから「今回はいい学会でしたね」と言ってもらえるような仕事なんだと思います。

しかし、どんなイベントでもそうだと思うんですが、開催側に廻ると、ふだんお客さん側で参加している時には見えなかったものが見えますね。
僕は今回の学会には毎年参加していますが、この学会がこんなに綿密なスケジュールと事前準備で行われているとは知らなかった。
会場係はいわば接客係のようなものなので、アルバイトの学生さんがたくさん動員されます。そういう学生さんたちが働いているのは知っていたんですが、まさか50人近く動員されているとは思いませんでした。
しかも、その一人ひとりについて、何時から何時までどこで何をする、のようなタイムスケジュールのフローチャートが全部作られているんですよ。それが僕も含めてスタッフ全員分作られているんですよ。
学会を開催するって大変なんだなぁ。


そういえば僕がアメリカで大学院4年めのとき、大学で言語学の大きな学会が開かれたことがあります。
その時も僕は開催校スタッフとして仕事をしたんですが、学会が終わったときにBarbara H.Parteeが話しかけてくれました。いつもニコニコして気のいいおばあちゃんです。


「たくろふ、お疲れさま。いい学会だったわねー。とても楽しかったわよ。運営もしっかりしてたし、参加者も議論を楽しんでたし。あなた達は今回の学会開催を誇りにすべきだと思うわ。」


僕はいままで学会で発表してきて、こういう言葉を運営側にかけたことがあるか、思い返してみると汗顔ものです。
いつも開催校の方々に「いやーたくろふさん、いい発表でしたねー」と声をかけてもらうことはあっても、僕の方から「いやー、いい学会でしたねー。楽しかったですよ。運営お疲れさまでした」と声をかけることは、なかったような気がします。
ひとつには、僕のほうが自分の発表だけに集中して、廻りに気を配る余裕がなかったということもあったでしょう。特にアメリカにいく前は、学会というのは「間違えたら殺される場所」だと思ってました。
そういう、いわば自分本位な姿勢でここまで来てしまったのだと思います。

しかし、本質としては、「自分をとりまくすべての人に感謝をする」という、人としてあたりまえの部分がまだ育っていなかっただけのような気がします。
下から見上げる立場の大学院生にとっては、学会なんて完璧にオーガナイズされていて当たり前です。完璧に運営されているからこそ「そこでヘマをしてはいかん」「学会の名を汚してはいかん」などと、肩に余計な力が入るわけです。

しかし、学会だろうがどんな権威のある学術会議だろうが、「ひとが運営している」という当たり前のことに気づけば、当然それに感謝すべきなのは当たり前です。
壇上で発表するときにどんなに緊張していても、廻りを見回せば、タイムキーバー係の女の子、会場係の役員さん、質疑応答のときにマイクをもって走り回る男子学生アルバイトなど、誰もが「ミスしちゃいかん」という緊張感の中で仕事をしているんです。
その基本原理としては、「この人の発表を、ちゃんとスムースに運営しよう」という配慮が大元にあるわけです。

それに気づけば、発表するときの緊張感も少しは和らぐもんです。発表が終わった後でスタッフさんたちにお礼の言葉も自然に出てくるようになるものだと思います。
一言で言うと「余裕が生まれる」わけですが、その辺の順序が、世間一般での思い込みとは逆ではないかと僕は思います。「余裕のある人が、お礼を言える」のではなく、「お礼を言うことにより、人を見て、廻りを見回す余裕が生まれる」のだと思います。
小さい頃から人にお礼を言うように躾けるのは大事なことですが、それは感謝と謙虚の心を植え付ける以上に、自分が世界を見るときの視野の広さを育むためではありますまいか。


とまぁ、そんなことを、学会を運営する側になって初めて考えたわけです。
しかし、普通はそんなこと、逆側の立場に回らなくても自然に身に付けるべきことなのだと思います。まだまだ世界が狭いなぁ俺。



閉会後は打ち上げがあるらしい。楽しみ。

People are awesome





凄ぇ。

時給250万

ドミノピザ





ドミノピザが25周年事業の一貫として時給250万円のアルバイトを募集



内容
ドミノ・ピザ日本上陸25周年を一緒に盛り上げてください。

給与時給
2,500,000円

勤務地国内
時間2010年12月中に1時間だけの超短期アルバイトです。
(具体的な日程については、書類選考を通過された方にのみお知らせします)

募集人数
1名



殺し屋でもやらされるのだろうか

台風が来なきゃいいけど

今日は珍しく研究室からたくつぶの更新です。
大学からノコノコとアクセスしております。

いやいや違います。仕事をサボってるんじゃありませんって。
今日は僕はもともと研究日で、出勤する必要はないんですよ。
そもそも今日は大学が全学休講でして。

学園祭です。
今週末に学園祭が開かれるので、その前日準備ということで、すべての授業が休講になります。
今日は朝早くから学生さんが大学内を忙しそうに走り回っています。
きっと泊まり込み組も多いことでしょう。
というかお前ら毎日授業にそれくらい早くから来い

僕はことし学園祭実行委員と顧問をいくつかやってますので、学園祭期間中は研究室待機です。
まぁ、なにか特定の実務があるわけじゃありませんし、研究室で自分の仕事をしながら、のんびり学生さんたちの活気を味わうのもいいのではないかと。

いいですよね、学園祭。特に前日準備の慌ただしい雰囲気、懐かしいなぁ。
僕はどちらかというと書斎派ではなく現場主義なので、実務で飛び回る役割が嫌いではありません。
高校の時も学園祭の前は準備が楽しかったなもんなぁ。

研究室でのんびり論文を読んでると、入れ替わり立ち代わり学生さんがやって来ます。


「先生すいません、これプリントアウトしていいですか」

「先生すいません、スキャナ貸してください」

「先生、フランス語の辞書ありますか」

「ハサミ貸してください」

「のりありましたっけ」



俺の研究室は文房具屋じゃねぇぞ



喫茶店と間違えてるのもいるし

クライマックスシリーズ

「アウェーの心意気」(2010年10月22日 中國新聞「天風録」)


プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は、中日対巨人のセ・リーグファイナルステージがたけなわだ。「この舞台にカープがいれば」。赤ヘル党に共通する、ぼやきにも似た思いだろう

▲カープの低迷を憂えるのは地元ファンにとどまらない。先日の東京新聞にこんな投稿が載っていた。「3―5位で3位決定戦をして、勝者にCS出場権を」。筆者は都内の大学生。幼いころからのカープ好きという

▲たとえBクラスでも日本一を狙えるルールをつくる。そうすれば球界も盛り上がるのではないかと。大胆すぎる提言だけに、上位球団がおいそれと賛成はするまい。とはいえ切ないほどの「カープ愛」に心を打たれた

▲東京ドーム、神宮球場、横浜スタジアム。どの球場に出掛けても、カープファンの声援は時にホーム側をしのぐ。地方に根を張ってきた雑草のイメージが、地元以外にもひいきを育てたのだろう。敵地で真っ赤に染まった左翼席は壮観だ

▲地元といえばサッカーJ1のサンフレッチェ広島。11月3日、ヤマザキナビスコ杯決勝でジュビロ磐田と雌雄を決する。舞台は東京・国立競技場。「わしらが付いとる」。サポーターもアウェーの心意気を見せるはずだ。紫のスタンドに陣取り、見果てぬ赤い夢も温めたい。




じゃあいっそのことレギュラーシーズン全部廃止しろよ
ペンギン命
ここでもつぶやき
バックナンバー長いよ。
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