たくろふのつぶやき

毎日がエブリデイ。

2007年10月

辞書の定義

6 水先案名無い人 sage 2007/10/25(木) 23:06:27
史上初の英語辞典はカラスムギをこう定義する。
「穀物の一種で、イングランドでは馬に与えられ、スコットランドでは人を養う」。
実は独力でこの辞書を作った文学者サミュエル・ジョンソンが、嫌いなスコットランド人をこき下ろそうと書いた語釈だった
これにはジョンソンの弟子のスコットランド人、J・ボズウェルがまぜかえした。
「だからイングランドの馬は立派で、スコットランドは人間が優れている」。



お前の負けだジョンソン。

ヴェニスの商人

シェイクスピアの劇『ヴェニスの商人』が気に入らない。


一応、喜劇ということになっている。しかし現代的な観点からこの劇を見ると、喜劇などとんでもない。悲劇も悲劇、シェイクスピアの書いた劇のなかで一番残虐な悲劇とさえ見える。


舞台はイタリアのヴェニス。ある男が、富豪の娘と結婚することになった。釣り合いが取れない身分のため、男は友人のアントーニオに金を借りることにした。

ところがアントーニオの財産はちょうど航海の途中にあり、手持ちの現金がなかった。そこでアントーニオは悪名高いユダヤ人の金貸し、シャイロックという男に金を又借りすることにした。どうせ荷物は数日後に届くはずで、金は問題なく返済できるはずだった。

しかしアントーニオの財産をのせた船が難破し、金を返済できなくなってしまう。そこでシャイロックは証文通り、アントーニオの胸の肉1ポンドを切り取って返済することを要求する。シャイロックは日頃からアントーニオのことを快く思っておらず、復讐できる最高の機会だった。

もともとアントーニオに金を借りた男は無事に富豪の娘と結婚を済ませ、富を手に入れる。そこでアントーニオが窮地に陥っているという知らせを聞き、こんどはアントーニオの替わりに金を返済することをシャイロックに申し出る。しかしシャイロックは聞く耳をもたず、「アントーニオに金が払えないのなら胸の肉を切り取る」の一点張り。

ここで、富豪の娘が策を巡らす。彼女は裁判官に変装して法廷にもぐり込み、シャイロックに「肉は切り取っても良いが、契約書にない血や髪の毛などは一切、切り取ってはならない」と宣告する。シャイロックは貸した金を回収できないばかりか、アントーニオの命を奪おうとした罪により財産の半分を没収され、さらにキリスト教に改宗させられる。


この話が喜劇となっているのは、話の別筋として、結婚する男と富豪の娘のあいだに、結婚指輪をめぐるすったもんだがあるからだ。しかしそれとは別に「憎いユダヤ人野郎が堕ちていく様を見てざまあみろ」的な、人種差別観に基づいた、醜く、どす黒い笑いがあるような気がする。シャイロックの零落を喜劇とする感覚は、「ユダヤ人なんて死んでしまえ」というナチスドイツのイデオロギーと大差ない。

僕は法学には詳しくないが、裁判の場において法を遵守しているのは、間違いなくシャイロックの方だろう。どう見てもアントーニオが借金を逃れる術はない。ましてや、富豪の娘が裁判官に化けるなど、真っ当な法律知識からすれば間違いなく罪に相当する。現在の日本の法律でも、軽犯罪法第1条15項に「称号詐称、標章等窃用の罪」というものがある。こんなインチキ裁判官の宣告が法的拘束力を持つなど、片腹痛い。法律という概念のない世界の野蛮な話としか思えない。

ハイネをはじめ、この話を「シャイロックの悲劇」とする見方は多い。現在ではpolitically correctに違反する演し物だと思う。シャイクスピアの時代には許されていた概念なのかもしれないが、今日的な観点からこの劇を平静に眺めるのはむつかしい。

僕がシャイロックだったら、構うことはない、アントーニオの胸を容赦なく1ポンド切り取る。血が出ようとアントーニオが死のうと、知ったこっちゃない。その後に自分が死刑になったとしても知るもんか。偽裁判官による財産没収と改宗強制などという無茶を飲み込むよりは、より正義を体現できると思う。登場人物にとって、大事なのはアントーニオの命なのであって、それが失われたら、いくら報復にシャイロックの命など奪っても意味が無い。そこを逆手に取って、「わかりました。では肉だけ頂きます」として,目の前で刃物を研げばいい。

文学作品はそれが書かれた時代の時代背景が分からなければ理解しにくい。文学者の仕事は、そうした失われた時代背景と価値観を、後世の読者のために保存することだろう。『ヴェニスの商人』は、そうした時代背景を勘案すれば観ることはできる劇だと思う。

しかし、そうした前提を了とした上でも、なおこの劇を「喜劇」として観ることはできないと思う。シェイクスピアの当時、『ヴェニスの商人』を喜劇たらしめていた大きな要因は、要するに人種差別だ。

アメリカでKKKが嬉々として黒人を虐殺して廻ったり、イギリスで娯楽として熊いじめが流行ってたりしたことは、断じて喜劇の題材にするべきではない。「かつて、人間はこういうことをしていた」という事実の保存の役割は果たせても、喜劇として笑いの題材にするのは、演出家の人格を疑う。人種差別に根付く笑いを強制する『ヴェニスの商人』も、大差ない。

僕はシェイクスピアの豪腕を評価しているし、『ヴェニスの商人』の文学的な位置づけもそこそこ認めている。しかし、この物語を無邪気に娯楽とする感性には、非常に警戒心を覚える。

『ヴェニスの商人』は、日本でも劇団四季が演っている。いちど、どういう解釈で構成されているのか見てみたい。



題名の「商人」がアントーニオのことを指すってもの気に入らない。

おまつり

鬼北町の「でちこんか2007」にぎわう


北宇和郡鬼北町の恒例イベント「でちこんか2007」(町、実行委主催)が21日、同町近永の奈良川河川敷などであり、2500人分のジャンボきじ鍋が振る舞われるなど、大勢の家族連れらが休日を満喫していた。
 旧広見町時代から続いており14回目。主催者側によると、20日の前夜祭を合わせ約3万人が来場したという。
 ジャンボきじ鍋のコーナー前には長い列ができ、来場者らが町特産のキジに舌鼓を打っていたほか、愛媛県内外の90店舗が海産物や山菜などを販売しにぎわっていた。秋晴れのもと、奈良川では約5000匹のアユやマス、アマゴのつかみ捕りもあった。




コメントは特にありません。

移動時間。

えー、たくつぶ読者のみなさま
先週末、昨日と更新が滞りましてご無沙汰しております。
彼女が珍しく週末に仕事がない、というので、いっしょに遊ぶために日本に一時帰国しておりました。


嘘です。


というわけでちょっと帰国してたわけですが、週末だけで用事を済ませて、ダッシュでアメリカに戻るような日程だったもんで、滞在時間よりも移動時間のほうが多かったような感じです。
飛行機の移動時間、空港の待ち時間などを含めると、片道を余裕で20時間を越えるんですね。

まぁ、ここに至るまで何度も日本とアメリカを行ったり来たりしているもんで、もう飛行機に乗ってもワクワクしなくなってるんですね。
最初に渡米したときには興奮したもんだけどなぁ。
今回なんて、搭乗して座った瞬間にグーグー寝ちゃいまして、気づいたら離陸して水平飛行してる始末です。
飲み物サービスで起こしてもらう有り様です。

僕はいつもシカゴで乗り継ぎをするんですが、成田空港とシカゴ・オヘア国際空港は、だいたい11時間くらいのフライトです。
間に2回の機内食と、1回のおやつが出ます。
このヒマな時間をどうやって潰すか、それによって移動の疲労度がかなり違います。

何もすることがなければ機内映画でしょうね。
今回は、アメリカー日本の便では「ダイ・ハード4」を、日本ーアメリカの便では「ハリー・ポッター不死鳥の騎士団」をやってました。
なぜかダイ・ハード4では、ヘリコプターを撃ち落としたり、戦闘機を爆破したりというシーンが、不自然にカットされてました。
そりゃそうか。

僕は大学院生ですが、移動時間中に「論文を読む」などということは全くなく、もっぱらNintendo DSで遊んでます。
便利な時代になったもんですねぇ。


b9a32c85.jpg


実はこないだの夏休みから、Nintendo DSのソフトで「レイトン教授と不思議な街」というパズル・クイズのようなソフトをやってます。
これがですね、めっちゃくちゃ面白いんですよ。

ストーリーに沿って散りばめられているパズルを解いていく、という「知恵比べ」的なゲームなんですが、設問がなかなか面白い。
出題監修が多湖輝、といえば傾向が分かるでしょうか。
設問だけでなく、背景、グラフィック、登場人物設定がなかなかセンスがある。
僕はシャーロキアンですが、ゲームの舞台背景がホームズの世界に似てます。謎解きの雰囲気たっぷり。
アコーディオンで演奏される音楽も秀逸で、ミステリーの雰囲気をよく醸し出しています。

このゲームは2007年日本ゲーム大賞の優秀賞を受賞してます。そりゃそうだろうなぁ。
すべての問題をクリアしたら、Wi-Fiで週一問ずつ新作問題をダウンロードできるそうです。いまのゲームはクリアして終わり、じゃないのね。
シリーズの続編として「レイトン教授と悪魔の箱」が11月にリリースされます。


んで、帰国中の飛行機の中でも、ミステリーの雰囲気に浸ってパズルを解いていたわけです。


てなわけでですね、飛行機でも退屈しないのでつよ

「ふーん。そのゲーム、おもしろいの?」

そりゃもう。ついはまっちゃってて。

「そのゲームの問題って難しいの?」

知識問題は無い。発想力とか、思考力とか。頓知っぽいのもあるよ

「ふーん、やってみたいなぁ」

いま持ってるよ。やってみる?

 ・
 ・
 ・

あの、お散歩でも行きます?

「・・・」ピコピコ

あの、お買い物に行くつもりだったでしょ?

「・・・」ピコピコ

あのー。アメリカから彼氏が帰ってきてまつよ?

「・・・あー。これ分かんない。ヒントコイン使うー」

をいこら。

「あなた、アメリカでいまお仕事いそがしいんでしょ?」

そうね。ちょっと長い論文書いてるところだし。

「じゃあ、こーゆーソフトは当分いらないってことでしょ」

をいこら。

「わたしが当分、替わりにやっててあげるー」


取られました


山賊と呼ぶことにします。


まぁ、そんなわけで彼女に「レイトン教授」を強奪されたもんで、アメリカ行きの飛行機の中ではDSの「信長の野望」をやってました。
短期決戦に走らず、開墾して兵糧を着々と貯蓄し、城構えを丈夫にし、コツコツ計画です。
どちらかというとシムシティです。

んで、ちょーっと廻りの国を偵察に行こうかなぁと思って、甲斐の武田にちょっかいを出しました。
守備が手薄な北側から回り込んだら、いきなり背後から越後の上杉に急襲されて全滅



(ノT▽T)ノ ⌒゜



要するに、「遊んでないで勉強しろ」って話かと思われ。



待ち時間が長ぇ長ぇ。

ゆとりの成れの果て

新入生に「日本語の文章講座」、論理的思考力を育成…早大


学生の“日本語力”を引き上げようと、早稲田大学(東京都新宿区)では、来年度から、新入生を対象にした「日本語の文章講座」を行う方針を決めた。

 理路整然と話したり、書いたりすることが出来ない学生が増えているためで、日本語で論理的に表現する力を身につけさせるのが目的。数年後には、約1万人の新入生全員を対象に実施したいとしている。

 早大ではここ数年、「学生たちの論理的に考え、表現する力が落ちている」といった指摘が教員らから相次いでいた。ある教授は、「ゼミで議論をしても、自分の思いこみや考えを言いっぱなしの学生が多い。意見の論拠や、反対意見よりどう優れているかなどをきちんと説明できないので、議論が深まらない」と嘆く。



早稲田ってたしか受験難関校じゃありませんでしたっけ
ペンギン命

takutsubu

ここでもつぶやき
バックナンバー長いよ。
リンク用
かんたんアクセス
QRコード
記事検索
  • ライブドアブログ