たくろふのつぶやき

春は揚げ物。

2006年09月

Adam Fularaのギターが人間業とは思えない件について



Les Feuilles mortes (Joseph Kosma)





BWV 848 (J.S. Bach)




人間って凄ぇ

影を光に変える生き方

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ジャッキー・チェン。


香港出身のアクションスター。50を越える映画に出演し、監督、脚本、武術指導もこなす。そのほとんどの作品で自らスタントを演じ、そのため大ケガを負うことも多い。

もともと香港、韓国、日本などアジア全般での人気は圧倒的だったが、1995年の『レッド・ブロンクス』が封切りと同時に全米興行収入初登場1位という快挙を成し遂げる。これはアジア映画としては初のことだった。これをきっかけにハリウッドで知名度と人気が高まり、2002年にはハリウッドの殿堂入りを果たしている。

私生活は香港、オーストラリア、アメリカを軸にしている。1983年(『醒拳』『キャノンボール2』『五福星』『プロジェクトA』の年)に、台湾女優の林鳳嬌とアメリカで極秘結婚。2006年現在で22歳になる息子がいる。


ジャッキー・チェンの映画が、日本をはじめとするアジアで爆発的な人気を誇った80年代、香港の映画界では脚本の剽窃が公然と行われていた。人気俳優を擁する映画の脚本を手に入れ、ストーリーをパクった作品を安価な制作費で先回りして製作し、本家よりも先に公開してしまう。

ちょうどジャッキー・チェンが監督と脚本を手がけるようになった頃、こうした弊害が顕著になったらしい。人気が上がる一方のジャッキー・チェンの映画も、こうした剽窃のターゲットとなっていた。

ある大作の構想を練っているとき、ジャッキー・チェンはこうした盗作に対処する方法として、いままでにない映画の制作方法を取った。脚本を印刷せず、出演者にストーリーの全体像を前もって知らせない。撮影する場面場面で、その場で出演者に演技をつける。全体のストーリーを知る者は、製作の中枢に関わるわずか数人だったという。

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この撮影方法につけられた作戦名は、そのまま作品の名前になった。『プロジェクトA』は、伝説の時計台落下シーン、海賊島での大格闘など、見所が多く、現在に至ってもジャッキー・チェンの最高傑作との呼び声が高い。この作品の撮影はかなり過酷だったらしく、このときの時計台落下シーンでジャッキー・チェンは頸椎を骨折し、1年間の休養を余儀なくされている。


実は、この独特な撮影方法には、盗作に対処する以外に、もうひとつ理由があった。


『プロジェクトA』は、ジャッキー・チェン自身が脚本を担当している。
実は彼は、字の読み書きができない文盲だった。


1994年に、ジャッキー・チェンは自身が文盲であることを告白している。

「英語も中国語も読めない。勉強しなかったことを、とても悔いている」

香港で生まれた彼は、7歳から約10年間、中国戯劇学院で京劇を学んだ。その後、学院が閉鎖してしまったため、エキストラやスタントマンとして映画に関わるようになった。つまり、ジャッキー・チェンには、きちんとした教育を受けられた時期がなかった。ひたすら体術を叩き込まれ、10代のうちから生きるために稼がなければならなかった。

映画の出演に際しては、マネージャーが台本を読むのを手伝ってくれていた。唯一、読み書きができるのは自分の名前だけで、ファンにサインをするために必死で覚えた。「自分は読み書きができない。だからこそ、今の若い人たちにはしっかりと勉強してほしい」と語っている。

しかし文盲でありながら、広東語・北京語・韓国語・英語を流暢に話せる他、日本語も多少話せる。文盲であることは職業と日常のコミュニケーションの両方で相当なハンデだろうが、卓越した語学力でそのハンデを乗り越えてきた。


現在、日本で普通に生活していれば、文盲の人はほとんどいないと思ってよいだろう。日本の識字率は99.8%を越えている。識字率は主に発展途上国の教育の質を測るうえでの指針にされることが多い。

だが、そういう読み書きのできる人が外国語に秀でているかというと、そうではない。我々日本人が外国語を学習しようとすると、まず教科書を使う。辞書を使う。ノートを使う。一流大学の英語の入学試験問題を楽々と読み解き、英語の本を原書で読めるような人でも、なぜか会話ができない「音盲」の人が多い。字幕がないと洋画が見れない。英語圏に行っても電話で宅配ピザ一枚注文できない。

ジャッキー・チェンの伝記を読むと、文盲として生きることになってしまった教育環境には同情を禁じ得ない。あれだけ真摯に熱意をもって目的に向かう人だから、学問に目覚めても、どの道を志しても、そこそこ一流になれたのではないか。

しかしそれとは別に、どうやって語学を習得してきたのか、とても興味がある。文字の力を借りずに外国語を学ぶことが、どうやってできたのだろう。

具体的な方法は分からないが、おそらく根底にあるものは、強力な動機づけではないか。欲求といってもいい。もともとジャッキー・チェンの海外志向は強かった。香港で留まるつもりはなく、中国、韓国、日本、アジア全域、はてはアメリカに至るまで、自分の作品を広めたい。そういう野心に似た欲求が、猛烈な語学に駆り立てたのだと思う。

おそらく、そこにはブルース・リーの影響もあるだろう。アメリカ・サンフランシスコ生まれのブルース・リーは英語に堪能だった。そのため『燃えよドラゴン』で、白人至上主義だった当時のハリウッドではあり得なかった主演の座を勝ち得ている。

語学に必要なのは、熱意と、謙虚な姿勢だと思う。特にジャッキー・チェンの場合、本から学べないのだから、語学は人から教わるしかなかっただろう。人との関係を大事にし、人から多くのものを学び、吸収しようとする気持ちがなければ、なかなか上達しない。

アジアでアクションスターとして君臨し、ハリウッドでも大成功を収めた「映画界の大物」でありながら、ジャッキー・チェンは偉そうな素振りを見せることがないという。ファンにはひとりでも多くサインに応じる。撮影ではスタッフと車座になって同じ食事をとり、率先して現場の掃除もする。そういう姿勢が、そのまま生きるために必要なことを学ぶ力になっていたのではないか。


本当に本気の熱意と目的があれば、文盲という大きなハンデがあっても、執念で目的を達することができる。いま日本では英語教育の小学校必修をめぐる議論がさかんのようだが、一体何のために英語を勉強するというのだろう。「完璧なカリキュラムと立派な教科書があれば、英語ができるようになる」とでも言うのだろうか。恵まれた環境にある国の子供が週に2時間程度の授業を受けたら、流暢に英語を話せるようになるだろうか。外国語の習得に必要なものを根本から勘違いしている限り、どんなに文科省が鼻息を荒くしても、役には立たないと思う。

中国語も英語も書けないジャッキー・チェンにとって、自分のサインを書くのは、字というよりはむしろ意味が分からない絵を描いているようなものだったろう。その絵もどきを書くたびに、勉強する機会がなかった自らの半生を顧みることもあったと思う。それでも卑屈になることなく、ファンに頼まれれば喜んでサインに応じた。ジャッキー・チェンは、サインをした数だけ、これから未来に向かって成すべき語学の向学心を燃え上がらせていたのではないか。



本当に強い人は、自らの弱点に潰されることなく生きられるんだと思う

電車でおにぎり

平山、Jデビューへ“更正”計画?強化部長から注意
(Sanspo.com)


コンディション不良で24日の鹿島戦(カシマ)のメンバーを外れたFC東京のU?21日本代表FW平山が23日、鈴木徳彦・強化部長から社会人としての良識ある行動を促された。19日のチーム練習後にU?21日本代表候補の大阪合宿へ向かう途中、JR車内でおにぎりを食べるなどモラルに欠けた行動を注意され、「これからは気をつけます」。現在の体重88キロからベストの86キロに戻すため『間食禁止』『午後8時以降は何も食べない』などの特別ルールも設定、日夜精進して1日も早いデビューを目指す。



「モラルに欠ける、社会人として良識ある行動を」 平山相太、JR車内でおにぎりを食べて怒られる
(「痛いニュース」さま)

60 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2006/09/24(日)
おにぎりくらいで取り上げられんのかよ
片手で気軽に食えるからいい飯じゃん


66 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2006/09/24(日)
なんかただ平山叩きたいだけの記事って感じだな
おにぎりだってクラブ関係者が渡したんだろ


70 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2006/09/24(日)
在来線の車内で食事するなんて常識はずれも甚だしいよ。
ガムやアメならわかるが。平山は、完全にネタ要員になってるな。
電柱タイプは大成しないなあ・・・・


88 名前:名無しさん@恐縮です[sage] 投稿日:2006/09/24(日)
別に満員電車で食ってるわけじゃないんでしょ
気にしすぎ


108 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2006/09/24(日)
座席で化粧する女よりはマシでは?


143 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2006/09/24(日)
だから太るんだって怒られてるのかと思えばマナーの問題ですか


181 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2006/09/24(日)
なんか最近平山がかわいそうになってきた
マスコミは大衆が望んでる記事を書こうとしているんだろうけどさ


225 名前:名無しさん@恐縮です[] 投稿日:2006/09/24(日)
ハンカチ王子といい、平山といい、プレー以外のどうでもいいことを報道しすぎ。
オシムジャパンの面子が地味すぎるから、知名度のある選手を取り上げたい気持ちは分からないでもないが、結果出してる選手が報われないぞ。




僕は在来線の中でものを食べるなど恥ずかしくて出来ません
良い・悪いの問題じゃないと思います。
そういう形で食事を摂るのはだと思っています。

新幹線の中で駅弁を食べるのがワクワクするのは、いつもはしてはいけないことを堂々とできる非日常感があるからじゃないですかね。子供の頃、大晦日だけは夜更かししてもよかったような感覚に似てると思います。


それとは別に、マスコミの報道姿勢が非常に気になります。僕はネットでしかいまの日本のサッカーを知りませんが、なんでこんなに連日、この平山とかいう人が話題になるんでしょうか。自分でコンディションを落とし、体重オーバーで、Jリーグの試合でも使い物にならない、ただの若手でしょう。こんな選手を連日報道するほど今の日本サッカーはヒマなんでしょうか。

売り上げの為には、一般人に広く食いつきのいい話題性のある記事ばかり書けばいいのでしょうが、スポーツジャーナリストは、もっとスポーツそのものを見る、誇りのある仕事をしてほしいと思います。



記事だけ読むと今のところ話題にする価値のない選手のような気がしますが

「勝てないから真似します」

既存製品のコピー商品について中国が新たな姿勢を見いだしたようなので晒します。


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「MS Officeにそっくり」が売り 中国から4980円のオフィスソフト

(IT Media News)


中国の大手ソフトメーカーが、「Word」や「Excel」にそっくりの安価なオフィスソフトを発売する。「社運を賭けた新製品」といい、マイクロソフトの独占市場に独自の戦いを挑む。

 中国の大手ソフトメーカー・キングソフト(金山軟件)の日本法人・キングソフトは9月21日、マイクロソフトの「Word」「Excel」「PowerPoint」と操作性やファイル互換性を最大限に近づけたという統合オフィスソフト「Kingsoft Office 2007」を発表した。11月1日からオープンβとして無償公開し、来年1月に製品版を4980円(税込み、以下同)ダウンロード方式のみで発売する。

 ワープロソフト「Kingsoft Writer」、表計算ソフト「Kingsoft Spreadsheets」、プレゼンテーションソフト「Kingsoft Presentation」のセット。「価格はマイクロソフトOfficeの10分の1」(日本法人の広沢一郎社長)だが、MS Office製品の機能の約8割は利用できるという。

 WordやExcel、PowerPointで作成した資料が、他社のオフィスソフトよりも忠実に表示できるといい、「.doc」「.xls」「.ppt」形式で保存も可能。ユーザーインタフェースも極力似せており、MS Officeに慣れたユーザーなら迷いなく使えるとしている。

「そっくりにする以外、方法がない」

 同社はオフィスソフト開発で18年の歴史を持つ。中国語オフィスソフト「WPS」は1988年、MS-DOS向けに初代を発売。1994年には中国語専用オフィスソフト市場の90%を占めていた。だが1995年からマイクロソフトがWindowsとOfficeをバンドル販売して以降、WPCのシェアは10%台にまで急落したという。

 新製品は、「中国本社が社運を賭けた」(広沢社長)といい、マイクロソフト製品にあえて似せることでシェア奪還を狙う。中国では昨年9月に「WPS Office 2005」として発売。IT専門誌から「キングソフトのロゴを張ってある以外、見た目はほぼMS Officeと同じ」などと評され、オフィスソフト市場でのシェアも20.22%まで回復した。

 「最初から似せようとしたのではないが、ここまで進んだ独占を打破するには互換路線しかない。MSの攻勢でシェアが激減した上での苦渋の策。独自機能を付けたところでMS Officeとの“違い”としか見てもらえず、ユーザーにとっても不便」――広沢社長は“Officeそっくり”にするしかなかった背景をこう説明する。特許や著作権については、弁理士に相談し、問題ないことを確認済みという。

 中国本社のレイ・ジュンCEOは「独占市場は技術の進化を阻害する。サMicrosoftに全面的に挑戦したい」と語る。中国政府も支援しており、中国政府機関の56%がWPS Officeを使っているという。会見には中国大使館の科学技術担当者も駆けつけ「キングソフトは中国の情報産業の代表選手の1つ。寡占状態のオフィスソフト市場に風穴を開けたい」などと語った。



それは海賊版と言うのでは。


なにを開き直ってるんだ。
「Microsoftに全面的に挑戦したい」って、ずいぶんと腰の引けた挑戦だなオイ。
こんな挑戦の仕方じゃ絶対にマイクロソフトには勝てないぞオイ。
最初からマイクロソフトの既存路線をパクっておいて何が「挑戦」かオイ。

マイクロソフトの市場独占は確かに好ましいことではないが、商品開発の発想が同じでは、いつまでたってもその独占を崩せない。この会社は最初から真っ当に勝負しようとしているようには見えない。勝負を挑むなどとんでもない。コバンザメか寄生虫に近いスタンスに見える。



ガッツがないなぁ

秋のボストン

久しぶりに週末にボストンで遊んできました。





クィンシーマーケット
んまいものがいっぱい食べられます。





クィンシーマーケットで大道芸を披露していたお兄さん。
なかなかイケメンでした。喋りも面白い。





ボストン公共図書館
たまたま特別展示でジョン・アダムスの蔵書展をやってました。
僕も若干蒐書の趣味があるけど、これは凄い。





ボストン・ダックツアー。はとバスみたいな市内観光。
ただし水陸両用で、チャールズ河にそのまま突っ込む。





コプリスクエア。
正面はトリニティ教会。





コプリプレイス。無駄にでかいショッピングモール。
しかも?ぃトンとかチャネるとか、怖そうな店が並んでおる。





ボストンの地下鉄
グリーンライン、ガバメント・センター駅。
プラットホームがない。




朝は小降り気味だったけど根性で晴らした
ペンギン命

takutsubu

ここでもつぶやき
バックナンバー長いよ。
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