さて世間は秋になったにも関わらず、夏がまだしぶとく粘っているようで。
今日の関東地方なども爽やかな暑苦しさが蔓延しておりますな。


で、こんな暑苦しさにも関わらず。
街のコーヒーショップやカフェは、もうハロウィンの装いでオレンジのカボチャをあしらっていますな。カルディコーヒーファームなんてもうハロウィンで行け行けですな。
さきほど見たハウス食品のテレビCMは、クリスマスがどうのこうのというCMをやっていました。



バッカじゃねぇの?



季節感がないったらありゃしない。
まだ30度を余裕で超えてる毎日なのに、何がクリスマスか
ハロウィンに何の意味があるのか知ってるのか。テメーらいつからハロウィンに尻尾振るようになったんだ。
僕が子供の頃にはハロウィンの「ハ」の字もなかったぞ。
金になるなら何でもアリか。


なんか岐阜では運動会の練習をした小学生が20人以上、熱中症で倒れたそうで。


熱中症:児童23人が運動会の練習後 岐阜・恵那
17日正午過ぎ、岐阜県恵那市立大井第二小学校で、全学年533人が参加した運動会の練習後、教室に戻った2~6年生の男女計23人が「気持ちが悪い」などと体調不良を訴え、23人全員を病院に搬送した。うち7人が吐き気や体温低下など熱中症の症状を示した。児童は点滴を受けるなどして全員帰宅した。  

同市教委によると、午前9時から約3時間、10分間の休憩を挟み、18日の運動会の練習を校庭で行っていた。同小は運動会を延期し、熱中症対策を再検討する。  

岐阜地方気象台によると、恵那市の17日の最高気温は30.4度だった。



大阪の室内プールでは水温が34度を超えてしまい、熱中症の危険があるとか。


猛暑の大阪、プールも温泉? 過半の屋内施設で水温33度以上

記録的な猛暑に襲われた今年の大阪。大阪市営の屋内プールでも今夏、約30度の設定水温を超え、過去最高とみられる34・7度など6施設で34度台の水温を記録していたことが、市のまとめで分かった。利用者から「すぐに息があがる」「温泉で泳いでいるようだ」といった苦情が相次いだという。温かすぎるプールで運動を続けると熱中症に陥る危険もあり、専門家は「泳ぐなら水分補給が必要」と呼びかけている。  

大阪市福島区の下福島プールでは7月下旬からプールサイドに水道水を入れたバケツを置き、利用者に頭などから浴びて体を冷やしてもらっている。50代の女性は「入ったときから温かいので、のぼせないようセーブしています」。このプールでは8月29日に最高水温の34・7度を記録。8月中は最低でも水温が33・5度を下回らなかった。  

市によると、屋内プールは30度前後の水温を想定。しかし、今年は全24施設のうち13施設で33度以上、6施設で34度を超える最高水温を記録した。  

市の担当者は「屋内でも日当たりのよい施設はどうしても水温が上昇し、苦情が出る。今年は各施設とも過去最高を更新しているのではないか」としている。  


水中での運動生理に詳しいびわこ成蹊スポーツ大の若吉浩二教授は「高い水温で運動を続けると、体内に熱がこもり熱中症や熱疲労に陥る可能性がある」と指摘。「34度台は警戒水温。泳ぐのなら、ゆっくりとしたペースで、30分ごとに200cc程度の水分を取って」と呼びかけている。




こんな9月にクリスマスのCMですよ?
本当に本気で広告を考えてるのか?

別にカルディコーヒーファームやハウス食品が、季節外れの広告をしようが季節感の無さを見せびらかそうが、どうでもいい。
しかし、広告戦略とはいえこんなやり方で本当に消費者に真っ当に訴求できるんだろうか。

僕が子供の頃は、お盆をすぎると秋だった。9月になったらもう朝晩は肌寒くなり、長袖を出してた気がする。「お盆を過ぎて海水浴なんて、何考えてるの」というのは、まぁ、当たり前の感覚だった。

しかし昨今はこの猛暑だ。温暖化も進んでいる。9月なんてまだ真夏の範疇だろう。
なのに、街中の衣料品店では8月も末になるともう夏物は売っていない。気の早い店などセーターやコートを並べている有り様だ。
僕は9月初めにオーストラリアに行くために日焼け止めを買いに行ったが、ほとんどのドラッグストアで「季節商品なものでもう売り切れです」と言われた。

どうも、その年その年の季節感を自分たちで把握しようとせず、「去年まではこの時期に商品を入れ替えていたから」という、単なるルーティンワークに寄りかかって仕事をしているような気がする。
今の猛暑とその時期的な分布を考えれば、この暑さは9月いっぱいは続く。逆算すると、8月末など冬どころか、秋の気配すらない。夏真っ盛りといっていい。
なのに、街のお店やさんは相変わらず「8月末には冬物の用意、9月になったら完全に秋」という決めつけで仕事をしているように見える。
30度以上の猛暑で、かき氷やアイスで涼んでいるお客さんが、「冬物のコートを見よう」という気になるとでも思っているのだろうか。

変化をつかんで適時機を逃さないのは、ビジネスの鉄則だろう。夏が過去数年間と比較して後ろに後ろにずれているのであれば、それに対応するように商品の展開も変えたほうが得ではあるまいか。
在庫管理や仕入れの関係もあるのだろうが、この猛暑のなかで冬物のセーターを売ってたりクリスマスのCMを流しているのを見ると、その場その場の状況にあわせてちゃんと頭をつかって行動しているのではなく、いままで蓄積してきたノウハウを無批判に使い回ししているだけのような、すごく怠慢な営業姿勢を感じる。



「冷やし中華やめません」という天晴なそば屋があった