世界最良の観光客は「日本人」と、欧州ホテルの調査
(CNN)


世界の観光客の評判に関するアンケート調査で、日本人が最良の評価を得たことが25日分かった。欧州のホテル経営者1万5000人を対象にした調査で、日本人は35%の支持票を獲得、礼儀正しく、きれい好きな点が特に共感を呼んだという

2位は米国人、3位はスイス人。スイス人は落ち着きと思いやりがあるところが評価された。調査は旅行のウェブサイトが実施した。

英国人は、粗野な振る舞い、騒々しい、チップを惜しむなどの点で、下から5番目となった。ただ、全般的な出費ではおうようなところが評価され、お金の使いっぷりの良さでは米国人、ロシア人に次いで3位となった。

評判の悪い観光客は、フランス人、インド人、中国人、ロシア人の順だった。



僕の経験からしても、「世界の常識」とされているマナーよりも、古来から伝わる日本独自のマナーのほうが、はるかにレベルが上です。欧米がやたらにマナーにうるさいのは、それがしっかり個人に根付いていないからです。日本の家庭でしっかり幼少の頃から礼儀と恥を躾けられていれば、世界のどこに行っても恥ずかしい思いをすることはないと思います。

江戸時代や明治時代の昔、欧米のマナーなど全く知らなかった政府高官が渡航した際、彼らは日本流の礼儀を通すしかありませんでした。慣れない国でときどき頓珍漢なことをしながらも、彼らの筋の通った礼儀と丁寧な作法は欧米人の賞賛と尊敬を集めました。違う文化圏の人と接しているときも、相手がその文化圏に相応のマナーと礼儀をしっかり徹底しているときは、それが分かるもんです。

真の国際人とは、「国際社会」などという実在しない幻想にやたらと通じている者ではなく、自らが生まれ育った文化圏の礼儀作法や常識をしっかり弁えている者だと思います。自らの国でさえ通用しない者が、世界で通用するわけがありません。根無し草は誰からも尊敬されません。



エチケットの語源は「大小便禁止」の立て札ですし。