レタスじゃ眠れん!まだまだ「あるある」捏造


 捏造は、まだまだ「あるある」?。納豆ダイエットの実験データなどの捏造が発覚した関西テレビ放送「発掘!あるある大事典2」の前身の番組でも、9年前にレタスの催眠作用の効果を取り上げた際に、同様の実験内容の捏造があったことが28日、明らかになった。また、関西テレビは同日早朝の番組で、千草宗一郎社長が、納豆ダイエットの件について、視聴者へあらためて謝罪。問題の経過報告を行った。

 打ち切りという悲惨な末路をたどった長寿番組で、またもずさんな制作現場の実態が発覚。番組自体の信用性は完全に地に落ちた。

 問題となったのは「あるある?2」の前身で、「?2」と同じ関テレと日本テレワークが共同制作した「発掘!あるある大事典」。1998年10月25日放送のレタスの催眠作用を探った番組内容で、千葉科学大の長村洋一教授(健康食品学)が、番組制作担当者から「レタスを食べるとよく眠れるという実験をしてほしい」と依頼された。

 長村教授によると実験では、マウス約20匹を使用。2つのグループに分け、一方にレタスのジュースを、もう一方に同量の水を与えて変化を観察した。その結果、両グループに違いは、ほとんど出ず、番組スタッフも「残念でした。眠りませんでしたね」とあきらめて帰った。

 ところがだ。実際の放送では、一時的にかごの隅でおとなしくしているマウスの姿を流し、テロップで「眠ってしまった!」と説明。さらに内容を“補足”するため、実験にかかわっていなかった実践女子大の田島真教授(食品学)のコメントを付け、あたかも催眠効果があったように編集、放送していたという。

 確かにレタスの成分には微量ではあるが、催眠成分は含まれている。田島教授は「放送前に眠りを誘う物質はどういうものがあるかと取材があり、一般論としてレタスの特定の成分には催眠効果があると答えただけ。コメントの都合のいい部分だけ使われた」と憤りを隠せないでいる。

 納豆ダイエット問題では、系列各局に1万超の抗議が殺到。内外の批判を浴びているが、捏造などいい加減な番組づくりが恒常化していた可能性がある。今回の事例が真実ならば、同社は一層苦しい立場に立たされそうだ。




これはもう明確に詐欺と断じていいのでは。