良き夫になろうと思っている。
(はてな匿名ダイアリー)


だから、できる限り家事をやるようにしている。
「主婦は24時間労働」って言うんだから、夫だって家に帰ってから家事をしなければならないんだと思っている。
だから家に帰ってからの自分だけの時間は無いけど、それもお互い様なんだよねって思っている。

でも正直疲れてきたよ。

以前君は「子供の面倒を一日見続けることがどんなに大変なのかわかんないんだよ。」って言うけど、それを言われた夫がどんなに辛い思いをするのか、君にはわからないんだろう。

時々君は「○○はいい夫だよね。」って言うけど、
それを言葉通りに受け取ることが難しくなってきたように思う。
それを言われるたびに、僕は自分が「主婦のお手伝いさん」なんじゃないかと思ってしまう。
お金を届ける主婦のお手伝いさん。

子供が居ながらにして家に帰りたくなくて会社帰りにパチンコ屋に通う上司を鼻で笑っていた。
理由を聞いても、苦い笑みを浮かべるだけで何も答えてはくれなかった。
でも最近、その上司の苦い笑みの理由がわかってきたような気がするんだ。

家庭が大事な気持ちは本当なんだ
君のことも子供のことも本当に愛している。
でもなぜだか、自分のことがだんだん嫌いになっていくんだ。
それが堪らなく辛いんだ。



鬱まっしぐら。


鬱病は真面目な人がかかりやすく、その行動原理は「・・・でなければならない」「・・・しなければならない」という義務感に支配されているケースが多いそうだ。大学院生では鬱病はポピュラーな疾病だが、義務感と使命感から勉強「するべき」だと思ってる真面目な学生が危ない。

心から笑えるうちは大丈夫なのだと思う。「しなければならない」ことをするのではなく、「したい」ことをすればいいだけの話だ。どうしてもそうできなければ、どんなことでも楽しんでできる工夫をすればいい。

同じ家事をするのでも、「いい夫というのは家事をするものだ。だから俺は家事をしなければならないのだ」という義務感でするのと、奥さんといっしょに仲良くおしゃべりして楽しみながらするのとでは、かなり違う。皿洗いだって洗濯だって掃除だって、楽しんでやる方法はいくらでもある。

よき夫になろうとする人は、まわりからそう評価されないと、「自分のしてきたことが無駄になった」という徒労感を感じることになる。人はそうそう評価されるもんじゃないから、自尊心だけが無駄に肥大する。対して、楽しむことを目的にしている人は、家事だって何だってそれなりに楽しめればそれで満足感が得られる。どちらが精神的に充実するかは明らかだ。


ちなみに僕は鬱病とはまったく無縁ですが、優秀な大学院生を目指そうとしたことも、自慢の彼氏になろうと努力したことも、まったくありません。そんなのは無理です。ただ自分の興味あるネタをとことん考えることを楽しみ、彼女と一緒にちょっとした楽しいことや嬉しいことを探す工夫をしてるだけです。



同じ人生だったら楽しいほうがいいな僕は