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ヨン様がCMに出ても日本で「ソナタ」が売れないワケ(上)



現代自動車は昨年、米国、欧州で80万台以上を販売するなど輸出が大幅に増加した。しかし、日本では販売不調で、最近トヨタ、ホンダ、日産など日本車の国内販売が急増しているのとは対照的だ。現代自動車が法人設立から7年たとうとしている日本市場に定着できない理由は何か。専門家らは、日本車に比べて現代自動車のブランドイメージが低いせいもあるが、マーケティング戦略にも問題があると指摘する。

◆ペ・ヨンジュンがCMに出ても売れない理由 

 現代自動車日本販売法人の現代モータージャパンは、2005年9月から中型セダン・ソナタ(排気量2,400cc)の販売を開始した。『CAR GRAPHIC』のような日本の自動車専門誌もかなり好意的な評価を下した。

 現代自動車は、ソナタの車名が日本の主婦に人気のペ・ヨンジュン主演のテレビドラマ『冬のソナタ』と同じという点に着目し、今年夏までペ・ヨンジュンをモデルに起用、新聞、テレビなどで大々的に広告してきた。当時の現代モータージャパン社長は「ソナタは日本市場開拓のためのカード」と強い意欲を示した。しかし、今年の日本の月間平均ソナタ販売台数は20台程度。国内で1カ月に1万台売れているのと比較すると、散々な結果だ。

ペ・ヨンジュンを広告に登場させて、「ヨン様」ファンの30?50代の主婦にソナタを売ろうとした戦略自体、間違っていたという指摘が多い。

 「日本の主婦は、ソナタのような大型セダンには乗りません。主婦は買い物に便利な小さくてカワイイ多目的小型車を好みます」。在日韓国人のホン・ヒョンスさん(37)=医師/大阪市阿倍野区=は「中大型セダンは40?50代の男性が主として乗るほかには、韓国とは異なり市場も大きくない」とし、「むしろ、TB (クリックの日本名)のようなハッチバック(後背部ドアが上に開く小型車)をペ・ヨンジュンが広告していれば、主婦にアピールできただろう」と話した。



いや、単に日本車のほうがいいからだと思うけど。


本気でそう思ってるのなら、クルマの性能もさることながら、マーケティングにおいても日本は当分韓国に追いつかれることはないと思います。



主婦だって大型セダンに乗るでしょう