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左:アルベルト・スギ作『ノクターン1』(1998)
右:和田義彦作『ナイトクラブ』(2000)


洋画家・和田義彦氏、作品酷似で文化庁に調査うける
(SANSPO.com)


今春の芸術選奨で文科大臣賞を受けた洋画家の和田義彦氏(66)が、主な受賞理由だった昨年の展覧会に、知人のイタリア人画家の絵と酷似した作品を多数出展したとして文化庁が調査していることが28日わかった。

「盗作された」とする伊画家に対し、和田氏は「似た作品」と認めながら「同じモチーフで制作したもので、盗作ではない」と主張している。

酷似が指摘される作品は、昨春から三重、東京、茨城を巡回した回顧展の作品のうち少なくとも7点で、昭和56年から平成16年の制作。いずれもローマ在住の画家アルベルト・スギ氏(77)の作品と構図などが酷似しており、回顧展以外にも同様の作品が複数ある。

芸術選奨を主管する文化庁に今月、「和田氏の作品は盗作」という匿名投書があり、同庁が両氏から事情を聴くなどしている。「双方の言い分を検討し、必要なら専門家の判断を求める」(芸術文化課)とし、仮に和田氏の盗作が判明すれば「授賞見直しを検討せざるを得ない」という。

和田氏は「スギ氏とは長年の友人。同じモチーフで制作することは伝えてあった」とし「比べて見れば、違う作品だとわかる」と話している。だがスギ氏は、文化庁の調査で初めて事実を知ったといい「明らかな盗作だ」としている。



これは明らかに盗作だろ


友人だろうが何だろうが、盗作は盗作だ。これで和田氏はスギ氏に絶交されるだろう。そして日本人芸術家の評判が失墜することになる。本人がどう主張しようと、法的にどういう結論が出されようと、世界はこれを盗作と見なすだろう。

そもそもこれを盗作でないと主張するんだったら、一体この作品のどこに和田氏独自のオリジナリティーがあるのか。スギ氏が自作で成し遂げた以外の美術的貢献がいったいどの部分にあるのか。じっくり説明してほしいものだ。

日本の技術や製品が海外で無断コピーされている現状を強く世界に訴えるためには、そもそも日本国内でこういうパクリや盗作に対して毅然とした処置をとらねばなるまい。言い逃れようの無いレベルの盗作なのは明白だ。知的財産権に対する日本の姿勢が問われてると思って、文化庁は厳正な態度で望んでほしい。



違う作品だと分からないくらいだったらそりゃ模写だろ