中3虐待――悲劇を防ぐ仕組みを
古賀議員――これは通らない

(2004年1月28日 朝日新聞社説)

【主張】子供虐待 連係プレーで早期対応を
(2004年1月27日 産経新聞社説)
【主張】古賀氏離党 恥を恥とせぬ風潮を憂う
(2004年1月28日 産経新聞社説)

[中3虐待]「子供を守る法改正が必要だ」
(2004年1月27日 読売新聞社説)
[古賀議員離党]「『政権公約』の内実が問われる」
(2004年1月29日 読売新聞社説)

日本は一体どうなっちゃったんでしょうか。

しっかりしろと言いたい。
日本の根幹を成す立場の人間や、子供の手本となるべき立場の人間がこのザマでは、次の世代に何を期待できようか。人として当たり前のモラルが身につかないような国に、いつから日本は墜ち果てたのだろう。

幼い子供は残酷だ。平気で虫や小動物を殺す。昆虫の首を捻って捻り切るなど、普通の大人の目から見るとぞっとするような行為を平気でする。生命体に対する情と、他者の痛みを感じる能力が身についていないからだ。そういう能力は人間が本能で持っている感情ではなく、後天的に獲得し社会生活の中で培う感情なので、子供の残虐行為を目にした大人は体罰も辞さない真剣な対応が必要になる。人と交わり、さまざまな試練を経て自分自身でつらいことや苦しいことを乗り越える経験を積むと、他者の痛みがわかるようになる。他人の痛みが分かるためには、まず自分が痛んだ経験があることが前提になるのだ。
今、人の親となっている世代は、本当にそういう経験をくぐり抜けているのだろうか。人の痛みはおろか、自分の子供を傷つけるなどという行為をし得るのは、人が通るべき何かから逃げてきているからではないか。

僕は大学に長いこと在籍しているが、自分が在籍していた大学名を間違えることなどありえない。ましてや、卒業しているかどうかが定かではないなどとんでもない。仮にそういうことがあり得るとすれば、それはすなわち、「私はロクに大学に行ってませんでした」と白状しているに他ならない。そんな手合いが卒業できるほどアメリカの大学は甘くない。
国民の代表として政治を司る立場のくせしやがって、世の中をなめるなと言いたい。

日本を支える壮年世代の方々。
日々の生活でお疲れだとは思いますが。

せめて人として恥ずかしくない生き様を示してくれませんか。