ラテン語について「おいそりゃねぇだろ」と疑問に思ったことがあったので、blogに書いたことがあった。
世の中に先達はあらまほしきかな。学部時代の友人フルカワ氏が調べてくれた。彼は僕が学部時代に歴史学のゼミに出てたときに稽古をつけてくれた先輩で、今はドイツで中世史を研究している。当然、ラテン語学習も現役なので、僕が疑問に思ったことを調べる手段を持っている。フルカワ兄さんサンキュー。昔、同じ教室で学んだ人から今になっても新しい知見を得られるというのはいもんだね。blogバンザイ。ビバ21世紀。いい世の中だ。
言語学、論理学専攻の僕がなぜ歴史学のゼミに出てたか、っていう疑問はナシで。

僕も学部時代、一応ラテン語は勉強した。
成績を見てみると、「優」がついている。おかしいなぁ。
学部で歴史学を専攻していた「ことよ」さんと同じ授業を受けていた。僕もあの呪文だけは覚えてるな、懐かしい。たしか動詞の受動形の接辞変化じゃなかったっけ。ラテン語そのものよりもコメディアンみたいなウケのする先生が面白かった記憶がある。
最近、スラブ系の言語に興味があるので、ラテン語はできるに越したことはない。ロシア語なんて、けっこう几帳面にラテン語の特徴が生き残ってる。アメリカに来たら、イタリア人の友人がラテン語の文章を延々と暗記しているのを聞いてびっくりした。さすがだ。彼らにとっては「自国の古典」という誇りがあるらしい。

最近、学部生のときにいいかげんにとってた授業を、真剣にやり直すハメになってきている。ラテン語しかり、音声学しかり。そうやって考えてみると、僕は学部時代にちゃんと将来のことを考えて授業をとってたんだなぁ(歴史学は?)。しかしイマイチちゃんと身についておらず、今になって必死にやり直す必要があるところが、そこはそれ、たくろふということで
気分は初心者