国立大予算――角を矯めて牛を殺す愚
(12月30日 朝日新聞社説)

厳しいなぁ、国立大学。

今まで日本では国立大学、アメリカでは州立大学に在籍しているので、税金のお世話になりっぱなしだ。
「予算削減」の字にはやはり反応してしまう。

朝日の論調はおおむね予算削減について批判的だが、批判の仕方がちょっと面白い。
大学という機関を独立して見るのではなく、各種特殊法人と比較して「一緒にするべきではない」という国会決議を持ち出してる。
その根拠は「すぐに成果が出ない」という基礎研究独自の特殊性だ。
言ってることは同じだろうが、大学がすでに特殊法人として見られている視点には気づかなかった。

「まずは大学側のお手並み拝見といこう」には参るね。
税金を投入してもらって研究する側にとって、成果を世間に還元するのは当然の義務だけど、還元の効果的な方法を考えるのは、研究そのものと同じくらいのウェイトを占めることになるんだろうな。
日本の研究者は研究成果を見せびらかす能力と意欲に無頓着だしなぁ。