「指導要領改正 死語化した「ゆとり教育」」
(12月27日 産経新聞社説)
[指導要領改訂]「誤った教育観が混乱を招いた」
(12月27日 読売新聞社説)

両者とも手厳しい。
「見直しは当たり前だ」という論調だ。

計算、漢字などの上達は「1000本ノック」式のドリル学習以外に、上達は無理だろう。
読売の方には「最近、ドリル学習が盛んになっている」とあるが、今までやってなかったのか?
オレが小学生の頃は、計算ドリルを友達と競争して解いて、勝ったの負けたのとよくやっていたものだ。

「ゆとり教育」的発想は、実はアメリカで20年ほど前に実施され、悲惨な結果に終わっている。
「個性を尊重・自由な発想」などと、ちょうど今の日本の文部科学省と同じことを謳って初等教育のカリキュラムが大幅に削減された。結果としてどうなったか。
陸軍の新配卒の兵士が、弾薬を取り扱う説明書に書いてある英語が読めなくなっていたそうだ。
それまでは「知ってて当たり前」の言葉の意味が通じない。

産経の指摘、「日本人は元来、学問好きな国民である」は、もっともだと思う。
お稽古をはじめ、自分の能力を伸ばすのが好きなんだろうな。
どこぞの国みたいに「知育に優れることが良いことであるというのは一面的な価値観だ」などと小うるさいことを言う奴もいないし。
少なくとも初等教育において、知育に優れることは良いことだろ。