否定表現に興味がある。

日本語の否定疑問文ってのは、一体何をスコープにとってるんだ?
「わたしのこと好きじゃない?」と女の子に聞かれたら、「うん」か「いや」か、どっちで答えりゃいいんだ。
聞かれたときに備えて、ぜひとも答えを準備しておかねばなるまい。

英語は簡単だ。肯定疑問だろうが否定疑問だろうが、OKはOK、NOはNOなんだから。

マジメに考えると否定表現はonlyなんかとscope interactionを起こす量化表現なんだから、その量化対象をはっきりさせないとキモチ悪いな。
「たくろふは、昌博だけをいじめなかった」と言ったら。
(1)たくろふはいじめっ子だが、昌博だけをひいきして、いじめなかった
(2)昌博だけでなく、彼もろとも全員いじめた
二つ意味があるもんな。

そんなこんなでロシア語にちょっかい出してみた。ロシア語の否定表現は二重否定が否定のままだったり、case licenserになったり、ちょっと異様。否定の構造を考えるのにちょっと面白いかも。ちょうどOkusamaもいることだし。

待てよ。否定疑問文をやるということは、
鬼門の疑問文の意味を正面攻撃する必要があるのか?
ひえー!!

まぁいいや。
とりあえず女の子に「わたしのこと好きじゃない?」と聞かれたら
「問いが妥当ではない」と答えておこう。

一撃で終わるな。